Macintosh LCIII ロジックボード(マザーボード)修理

お盆休みを利用してサクサク更新して行きます。ロジックボードの方にも目を向けてみます。ぱっと見ですが、うっすらと埃が積もっていて年月を感じさせます。

ロジックボード初見

詳細を見ていくと左上の箇所に明らかな侵食が見られます。電源ユニットは一応のメンテナンスを行いましたが、おそらくこのまま電源を入れても正しく動作しないと思います。

Macintosh LCIII ロジックボード侵食

拡大してみるとC2/C4の周辺に配置されている9325ANの足や反対側のC3、Q1などにも粘着物が付着している様子が見えます。実際のところ、殆どの電解コンデンサーの裏面は液漏れが発生していました。

 

基板実装の電解コンデンサーは3種類、ニチコンの同性能のものとしました。全て105°C 7000時間の高耐久部品です。

LC III ロジックボード交換部品一覧

ハンダづけを行う前にロジックボードを歯ブラシとアルコールで洗浄しICの足が侵食されて浮いていないかなどの目視確認を行います。

LCIII ロジックボード洗浄後

アルコールで洗浄すると綺麗になりました。幸い断線などもなくコンディションは悪くありません。コンデンサーを半田付しケースに戻します。

 

あとは先にメンテナンスを行ったPSUを取り付けて電源投入して行きたいと思います。